翌日。

「おはよう」

エレベーターを待っていたら、金田くんに声をかけられた。

「あ…おはよ…」

チンと言う音と共に、エレベーターがついた。

あたしたちはエレベーターに乗り込んだ。

2人っきり――昨日のこともあり、何だか気まずい。

ひたすら階につくことを願っていたあたしに、
「あのさ」

金田くんが声かけてきた。

「何?」

「昨日は…すまん」

呟くような小さな声で、金田くんが言った。

「俺、すっげーかっこ悪ィいことしたって思ってる」

金田くん…。

チンと、エレベーターが階についた。

「結構、最低だよな。

酒の力借りて、抱きついて告白してキスって」

わしゃわしゃと後頭部をかきながら、金田くんが言った。

「マジですまないって思ってる」

金田くんはため息をついた。

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