初夏、都内某所。



「ごめんね、気持ちは嬉しいけど君とは付き合えない」



さんさんと日差しが降り注ぐ中、私はフられた。


フられたけどそんな困ったような笑顔も素敵っ!


と思ってしまう私は重症だと思う。



「あーフられたよユウキぃぃ!!」


「よしよし、よく頑張ったリサ。でもフられて良かったんじゃない?」


「どして?」


「なんたって学校一人気の秋山先輩よ?付き合ったりしたら学校中の女子の僻みの対象になるわ」



私は興味ないけど、と次の授業の準備をする彼女の名はユウキ。教室に戻ってから真っ先に彼女に先ほどのことを報告した。


私の一番の親友である。