素顔の先輩と甘い休息

不意打ちな告白


「はぁ……」


テストが終わり、それぞれの教科から返ってくる答案に私はため息の嵐…。


手応えが感じられなかっただけあって、まさにそれを反映した結果だよ…。


「お〜今回はすごいな、翠央。」


「ちょっと!暁!!勝手に答案用紙見ないでよ!」


取り返そうと手を伸ばしても、ひょいっと上に高々とあげられてしまう。


背の低い私にとって、こういうのは不利なんだよなぁ…。



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