ツギハギの恋
ナニかに当たる
昨日のおかげであたしは翌朝、寝坊した。
いつものバスの時間にどう頑張っても間に合わない時間だった。
リビングに行くとお姉ちゃんが優雅にパンを食べていた。
「何で起こしてくんないの!?」
「起こしたわよ。あんたが起きなかったのよ?」
「……ひなたは?」
はっとして尋ねるとお姉ちゃんはキッチンを指さした。
覗き込むと犬のひなたがキッチンでガツガツ餌を食べている。
ひなたはあたしに気づいて餌皿から顔を上げた。
「んー。ミリちゃんおはよう!」
「おはよ……お姉ちゃん餌あげてくれたんだ」
何だか複雑な気分……。
ぼーっとしているとお姉ちゃんが声をかけた。
「あんた遅刻するわよ?」
「てか、もう遅刻だし」
どうせ遅刻するならと、あたしはゆっくり学校に行く支度を始めた。
朝からグダグタ。
いつものバスの時間にどう頑張っても間に合わない時間だった。
リビングに行くとお姉ちゃんが優雅にパンを食べていた。
「何で起こしてくんないの!?」
「起こしたわよ。あんたが起きなかったのよ?」
「……ひなたは?」
はっとして尋ねるとお姉ちゃんはキッチンを指さした。
覗き込むと犬のひなたがキッチンでガツガツ餌を食べている。
ひなたはあたしに気づいて餌皿から顔を上げた。
「んー。ミリちゃんおはよう!」
「おはよ……お姉ちゃん餌あげてくれたんだ」
何だか複雑な気分……。
ぼーっとしているとお姉ちゃんが声をかけた。
「あんた遅刻するわよ?」
「てか、もう遅刻だし」
どうせ遅刻するならと、あたしはゆっくり学校に行く支度を始めた。
朝からグダグタ。