家へ入ると、お姉ちゃんが待ち構えたようにして玄関に立っていた。

「萌奈遅い!!」

「ご…ごめん…」


少し俯いて言ったせいか、ちょっと心配そうな顔をしてお姉ちゃんは私の顔を覗き込んだ。


「…なに…?」

「なんか…萌奈のテンションが違うなって。あと、ちょと頬っぺたにキズができてるし…洋服も違う」

「…汚れたから貸してもらったの」

「ふーん」


お姉ちゃんはそう言いながらリビングへ行ってしまった。


私は荷物を置くため、自分の部屋に入った。


………………………



「って…えーーーーーーーー!?!?!!」