地味子の秘密 其の参 VSワガママ姫サマ
あんまり口に出さねぇーけど、相当…内容は酷かったみたいだ。


吐血する程だし………。


本人は『もう終わったことだし、会うこともないから大丈夫だよ』と、言っている。



俺の女に危害を加えたんだから、地獄を見てもらわねぇーと、気が済まない。


「確か……アレあるよな?」


スケジュールを確認する。

「よし…。復讐しますか♪」


ひそかに計画を立てた。





ただ今の時刻…4時00分


学園はもう終わってる。

本当なら、愛しい杏ちゃんが来てくれるはずだが…


先程の電話でわかるように…杏は来ない。



代わりに………。



「陸様ァ〜〜〜♪」

「ちょっとアンタ邪魔っ!」

「私が看病するのっ!!」



学園の女たちが、団体で来る。
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