ぽっちゃり彼女


愛稀side





「愛稀〜…起きれるか?」




「ん"……」












昨日…雪斗がなんか変で
なんかあったのかも
しれないけど、
あたしが雪斗の好きな所を夢中になって言ってたら
いつの間にか優しい笑顔になってたから安心して
寝たハズ…







「愛稀…?病院行くから、歯と顔洗ってこい」



「ん…」



「まだ全然顔あけ〜なあ」








そういって雪斗のおでこがあたしのおでこに
くっつく



反射的にあたしは
目をつぶる









チュッ






「早く行くぞ?」







触れるだけのキスを
して、頭を撫でてくれた





雪斗はもう準備出来てて、髪もツンツンしてる




早く準備しなきゃ…









そう思って立ち上がってもふらついてしまう







「重症だな…(笑)」



「ご、ごめん…ね…」








雪斗に捕まりながら
やっと着いた洗面所で
顔やら歯やらを磨いて

準備(?)した













「よしっ!行くか。…こい?」





玄関で両手を広げて
あたしを呼ぶ雪斗


かっこよすぎる…………





自分の体重を知らない
あたしは雪斗により
かかると赤ちゃんを
抱くみたいな抱き方で
車まで運んでくれた


お尻触られてる…//


とかばかな事を
少し思いながら…(笑)


雪斗の肩にぐったり
してたけど
雪斗の襟足の髪が
ほっぺにあたって
くすぐったかった(笑)








助手席に降ろして
もらって、また目を
とじた…











雪斗…大好き〜…





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