べいびー☆ぱにっく

















「ひかる」



――……ッッ!!!






部屋を出ていこうとするアタシを呼び止めるように小さく呟いた





「じゃあ、お前も名前で呼べよ。

アイツらが勝手につけた“ゆき”って名前を…」





じぃー…


「なんだよ!」




クスッ―


「てめぇまた…っ「ゆき」


「ッッッ//////」



あれ?なんか顔赤い

気のせいか…




「いつか、ゆきも呼べるよ。」


「…えっ?」




「お母さん、お父さんって。」




「…あぁ。」


確証があったわけじゃないけど、絶対できるって思えた



ゆきがアタシと同じなら、きっと変われる―

だってお母さん、お父さんはすごい人だから






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