空と海の真ん中で
あの日の私を許してくれるなら
「ってなことが一年前にあったのよ」
「へ〜なんかすごいわね」
「そうかな?」





海斗くんのこと
太陽君のことを知って
早くも一年が過ぎた。

あの日あったことを
私は全て愛花に話した
伝えるのに時間が一年もかかってしまったのは

その間に自分で自分の心を整理したかったからだ


「あ、時間だ・・・
ごめん愛花
私ちょっと用事あるから行くね」
「用事って?」
「デート♪」

そういって私はテーブルに自分の分の代金を置き
立ち上がって彼と約束した場所へと向かった

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