青春☆スレイヤー
『視覚』を刈る。
怪事件?
――それはある日の夕刻。
一人の男子学生が、帰路についていた。
男子学生は部活帰りで、夏の大会へ期待を膨らませていた。
…そして、『ソレ』を狙う影。
「…そこの君」
後ろから声がして、男子生徒が振り向くと――
数メートルもあるような“斧”を構えた一人の男がいた。
その刃は明らかに自分の方を向いている。
だが、逃げたくても金縛りにかかったよう。