=キング of ビースト=3

約束




宴会から一週間、私わ大きな会社『トラスト』の入り口前にいた。


「わざわざ、ごめんね。」


と眉をひそめて謝ってくる璃玖。


「いいよ。気にしないで。」


と軽い会話をしながら会社の中に入っていく。



こうなったのわ昨日璃玖と喋っていた時の事だ…


ーーーーーーーー


「由莉ちゃん、ちょっとお願いがあるんだこど…いいかな?」

と璃玖が言ってきた事で始まった。


「由莉ちゃん『トラスト』ってブランド知ってる?」


「知ってるよー。私ほとんどトラストだし。」


「そうだね。俺達が出逢うきっかけになったのもトラストのタオルからだったし。」


そう言われて、あのゼブラ模様のタオルにわ本当に感謝したんだ。


「あのタオルわもう私の宝物だよ。あのタオルで那龍と出逢えた。」


そう嬉しそうに笑った私を見て、璃玖もつられて笑った。



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