【完】アイツの秘密な素顔

夏の恋




「「いってきま~すっ!」」






あたしたちの元気な声が
いつものように玄関に響き渡る





いつものように
あたしと夏は撮影じゃなくて
学校に向かうのだった





「chanceがあの二人ってことには
 何度考えてもびっくりだよね」





あたしは昨日の夜
寝るときにずっと考えてた





「単純にうれしいよね」





夏も喜んでる
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