ホイッスル
前進

詩良は私を真っすぐみた。


「その時から、そこはあたしの
場所なのにって悠を憎んだ。
親友ならどんなときでも
話してほしかったのに。

悠のせいであたしの関係は、
壊れたんだよ。

あの時言ってくれれば。

私達に隠し物は、なしだよ。

っていったのは、悠だよ。

嘘つき。悠は、あたしを裏切ったんだ。」


詩良の目から涙があふれていた。

たぶん詩良が言いたかった事
全部をいったんだろう。

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