やがてタクシーを降りると、

「こっから少し歩くから」

と、銀河が腕を組むように促してきた。

「後ろから付いていくんで、いいから」

と、拒むと、

「遠慮すんなって」

と、腕を取られて、彼の腕の間に引っ張り込まれた。

「ちょっと、何するのよ…!」

強引な態度に抗うと、

「まったく、素直じゃないよな?」

と、言われた。

思わぬ言葉に顔が一気に真っ赤になり、うつむく。

「…な? 本当は、ふつうに腕組んだりしたいんだろ?

だけど、そういうのが苦手で、なかなか素直になれない……どう、俺の分析当たってるっしょ?」

「分析とか……しないでくれる……」

うつむいたまま、やっとそれだけ返す。

図星をつかれたことが悔しくて、そうしてやけに恥ずかしかった。

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