会長の看病
サービス
碓氷の看病のおかげで、1日でよくなった。


看病してくれたのはいいが、最近、私は悩んでいる。


今日は学校の見回りを終え、屋上にいた。
屋上の柵に手をかけ、ため息をついた。



「はぁ・・・サービスか・・・」



そう、碓氷がサービスして欲しいと看病していた時に言ったのであった。




私はいつも困っているときに助けてもらっている。




私が危ない目にあった時、無茶した時・・・その度に、心配して優しく叱って、助けてくれる。



今までに、数え切れないほど助けてもらった。








だから、『サービス』を利用してお礼をしようと考えていた。


でも、その『お礼』が思いつかないのだ。




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