同棲彼氏

最終四日目!?

その日も早く起きた。今日は真湖斗の家に泊まる最終日。



私が真湖斗の家を出たら、私の家に荷物を置いてくれるって真湖斗が言っていた。



だから、真湖斗に家の鍵を渡した。



「じゃあよろしくね!」

「おぅ!ガンバレよ~」



真湖斗がそう言って応援してくれたから、私は元気に職場に行った。



「おはよー!」



一緒に働いている、同僚の松本ちゃんに挨拶。



松本ちゃんは笑顔を返してくれる。



「ねぇ、内村って彼氏いたっけ?」

「うん、最近できた」

「そっかー。残念。今日合コンあるんだけど行かないよねー・・・」

「ごめんね」



朝からそんな話しをしている私達に、ベテランの看護士さんが注意をした。



「話すのもいいけど、早く仕事してね」

「すみません・・・」



それから時間になり、受付開始の時間。



忙しい・・・。



そして、やっと終わった仕事。



今日は、少し遅めだった。



私は自分の家に戻る。



「ただいまー!」



誰もいないのに家に叫ぶ私。



しょうがない、これが習慣だから。



私は、真湖斗に「荷物は居間にある机の上に置いておいて」って言ったから、居間に行ってみる。



だけど、荷物がない。



「あれ~?おかしいな・・・」



一人でつぶやくけど、無いもんは無い。



あちこち探したけど、ない。



私は仕方なく、真湖斗の家に行ってみた。
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