発達障害者で精神障害者の私と20才年上の兼業主夫の彼氏【短編実話】
上京。運命の出会い
大学進学のために上京してきた私だけど、本当は声優の専門学校に通いたかった。しかし両親の敷いたレールの上を走る事しか、できなかった。


女子大に入学し、いじめが無くなって、友達も、できたけどサークルに入らず、大学と寮を行ったり来たり。


高校時代も寮と学校の往復だった。

あぁ……また繰り返しか。


灰色の毎日


つまらない日常。

そんな私に携帯所持の許可が降りた。


そして私はネットの出会い系にハマる。


外見が醜い私でも男性に、チヤホヤされる。


ネットの世界にのめり込んで、帰宅してから一日中、休日も欠かさずに携帯を手にして、文字を打ち込んでいた。


それから何人もの男性と出会って、 お茶したりカラオケに行ったりした。


そして運命の出会いを果たす。


辻伸一


当時40才


雅(みやび)当時20才


20才も年上の男性と出会った。


まさかこれが現在にいたるまで、8年間も続くとは思いもしなかったけど コヨーテと名乗っていた彼は、ワイルドなカウボーイの格好をしていて格好よかった。今でも格好いいけど。髭を生やしていて黒い長髪、サングラス……最初は怖い人かなと思ってたけど、出会ってすぐに体を重ねていた……。
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