明日も、キミに恋をする。

6月の放課後、帰り道

高校生活にも慣れてきた6月。


お弁当の時間

愛ちゃんが隣のクラスの男の子から告白されたと言う。




私が自分のことみたいに興奮していると

「優ちゃんはウブやなぁ」と、愛ちゃんはいつものようにふわりと笑う。




「ほんでどうするん?」

陽子ちゃんが聞く。




「ん~あんまり知らん人やしなぁ。結構見た目はタイプなんやけど…返事は待つって言ってたけど、どうしようか迷ってんねん」


愛ちゃんはふぅと息を吐く。



「そういや優ちゃんは最近、大輔とは仲良くなれたなぁ」




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