Apricot tea

咲side



杏が休憩室を出ていって部長と二人きりになった


アタシは一目見たときから部長には何かあると思っていたの

それに入社して約一週間で杏に告白…なんかあるな…



「いきなりすいません、一度部長と話してみたくて」


「あぁ、大丈夫だよ。咲ちゃんとは話が合いそうだしね」


部長はニコッと笑いベンチに座った


「あの…いきなりなんですが、猫被らないで話しませんか?」


「え…?」


部長は驚いた顔をしたけど少しして意味が分かったのか黙って頷いた


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