言うこと聞かないとお仕置き!!
第一章♥♥♥

危険な出♥会♥い♥

茉里香side

「もう無理!無理無理!!痛ーい!」

「我慢しなさい!」

「無理だよ!体中が痛くて死ぬ!」

と、今騒いでいるのは、信田茉里香です。でも、本とに痛いんだよ・・!
なんて、思ってると先生ことゆりあお姉ちゃんが、

「いい加減にしなさい!佑輔君が、連れてきてくれなかったらあんた歩いて帰れなかったわよ・!」

う、確かにそうだ・・。事の発端はつい一時間前・・・・・・。

☆一時間前☆
体育の時間・・・。
私たち(=佑輔と私)のクラスは、先生のかってな発言により、「男女合同ダンス」
が始まった・・。
私の相手は、幼馴染の佑輔・・。
本とは、一緒になりたくなかった・・。何でかって?
女子の目が痛いから・・。
なんて、言ったら佑輔怒るだろうな・・。なんて、思っていた時だった・・。

「茉里香!危ない!!!」

え、そう思ったときには、遅かった・・・・。

ドンっっ!と、音が鳴ったと、同時に私の意識が吹っ飛んだ・・。

ただ、聞こえるのは、佑輔の声だけで・・。

「茉里香、茉里香!大丈夫か?俺が、今運んでやるからな・・!」

その声と、共に聞こえる女子の雄叫び!

『きゃー佑輔サマが茉里香さんを、お姫様だっこしている・。』

その声で、周りの女子が、一斉に『わざと転んでるんじゃないわよ!』
という、目で見てくる・・・。

私だって、好きで転んだんじゃないし、佑輔とペアになったわけでもない!と、怒って言いたいが、今の私では、どうにもならない・・。

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