年上の彼氏と年下の彼女
ライバル?
しばらく、私たちは口を聞かなかったけどすぐに、大希から謝ってきた。

「ごめんね…?怒ってる…よね?」


「怒ってないよ。」


「本当?ごめん、朝苦手で…どうしても…」


「もう、いいって。」


「本当、ごめん…。」


と言って、大希は

私を抱きしてめてきた。


ギュッ―


大希はずるいよ…。

そんなことされたら

許しちゃうに決まってるじゃん?

私は大希を抱きしめ返した。

私たち、

6歳も離れてるけど、何気に上手くいってるよね?

私たち、このままでいられるよね?


「気分転換に、どっか行こっか。」

「うん!」

私たちは

近くのお店へ出掛けた。

「うわぁ!大希!これ、可愛いよ!」

可愛い洋服ばかり売ってて、

私はテンションが上がっていた。

「優架に似合うと思うよ?」

「そ…かなぁ…?」



「ああ!大希ぃ~っ!」

聞きなれない

女の声がした。

馴れ馴れしく名前を呼ぶ声。

なんか

ぶりっこみたいな感じ。
でもギャルみたいな格好をしていて香水がキツい。


「あ、絵梨花。」

「こんな所で何してんのぉ~?あれぇ?妹さん?大希、妹居たっけぇ?」



「違うよ、彼女。」


大希は冷めたような

顔で絵梨花と言う女と話していた。

「えぇ!?彼女?!こんなガキがぁ~?!ありえないんだけどぉ~!大希は、アタシとお似合いなのにぃ~」

何、コイツ…

むかつく…(怒)

ガキだから何!?

しかも、対して可愛くないのに!

むかつく~!!!!
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