右耳のピアス
第一章


あー
医者に隠れて
吸うタバコ程
美味いもんはない。
今日も屋上で…


ガチャ


っと
先客かょ

パジャマって事は
患者だな


ん?
泣いてんのか


「…お母さっ…ふぇっ…」


沈みかけた夕日が照らす横顔

星の光に輝く涙の伝う頬から


オレはしばらく
目が話せなかった


━━━━。
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