私の小指が教えてくれた事
合唱コンクール当日




ついに……合唱コンクール当日がやって来た。



みんなが真面目に制服を来て準備をした。


女子が集まって、
私の手に私の腕に全員がコメントを書いてくれた。

私はそれを読んで、
【今までで最強で最高のA組だけの合唱をしよう】
そう決めた。


会場に着くと…たくさんの人でいっぱいだった。


席は、もちろんリオの隣。
A組の出番が来るまで、リオとずっと手を握りあってた。


休憩時間に私の楽譜にみんながコメントを書いてくれた。


それを読み…
最後に私は決意した。

【世界一A組が好きだ。】








出番が来た。


ステージに上がると、たくさんの人であふれかえっていた。



私は今までで最強で最高のA組だけの合唱をした。




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