「アリス… 」

「非リア充 」

あれ…やられたのかな、私。

じゃぁ、あの子達は……?

「 わ、私の魔法が使えないから」

「腹減った」

ログの声じゃない。

「………え?」

起き上がると周りに花が散りばめてある。

死んだと思われたのか、私。

「アリスさん、大丈夫ですか?」

「 う…「 蟲」は?あの子達は?」

「 「 蟲」ならぶっ倒れたぜよ 」

ホッと胸を撫で下ろす。

目の前には、「 蟲 」が消えている。

「 おねぇちゃん。助けてくれてありがとう」

ガバッと抱きついてきた少年、少女。

「ちょっ… 」

「俺、ハグリー 。腹減った。」

「私はキャシー…猫になるのが夢なの。」

「えっと…」

「アリスさん、貴方が彼らを助けたんです。 」

「そうか…当たったのか 」

奇跡に近いわ、命のために一生の運使った気分。

しかも私でなくてこの子達の。


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