燃えろ!演劇部2011
第3部 星屑の戦士達

とある男とのコンタクト

ホンマにアイツなんか?いや今はそれ考えるより劇場まで行くんが先か。



メシトリ劇場
確かウチらの演劇が最初やったな。やるんは新耳袋を超えるようなホラー!そして女子合唱部やセット担当達やウチらのスペック全開の円卓の騎士や!やるでぇ~っ!!













ふぅッ、やりきったわ~。
「ハイ♪寅珠、さっきのホラー、楽しめたわ。」
「おっ、ケイトThank you♪」

次はメキシコか。どんな演劇やろか。





ABBA・・・やのうてヤバ!メキシコの演劇もホンマ面白いやん!しかもアステカ文明やアステカの歴史についてわかりやすく解説しながらとかスゴいええやん!と、今日の分はこれでお終いか。次は明後日アメリカとイギリスやな。






次の日
クアウテモック公園
誰や?ウチらに会いたいんは誰なんや?ホンマにアイツか?



「やあ寅珠に虎丸。久しぶりだな。」
アァッ!やっぱ、やっぱアンタやったんか!!
「お、おい姉ちゃん!コイツ死んだんとちゃうか!?って、ねえちゃん?」
「やっぱジャン、アンタやったんか。」
「ねぇ寅珠、その車椅子の人、誰?」
あ、紹介せなあかんか。
「紹介するわ。コイツはウチの地元大阪で一緒に忍術の修行してた」
「ジャン=クロード・フォンティーヌだ。」
「んで、紹介も終った訳やけど、なして呼び出したん?」
「そうだったな。実は、お前達に託すべきものがあってな。それを託しに来た。そして教えるべきこともあったしな。」
託すもの?教えるべきもの?
「まずはこれだ。」
スッ
こっ、これは!化神の矢!!
「寅珠、気付いてるだろ?これが化神の矢であることを。そして今から話すことはお前達は聞かねばならない。化神使いとして。」
「その矢に何があるってのよ?」
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