暴走族と4才児!
第5章 はるにぃの妹
「ねぇねぇ、かくれんぼしよー!」


あれから千暁は、毎日来ると言った言葉どうりに祥平の家にやって来ていた。


「よし、じゃあ見つけてやるから理央奈隠れろよ?」


「うん!」


理央奈は、さっそくたたたっと走って隠れ場所を探し始める。


「う~ん、ここじゃすぐ見つかっちゃいそう……」


「…理央奈?何してんだ?」


「あっ、はるにぃ!あのね、ちぃにぃとかくれんぼしてるの!」


「千暁さん、と……」

「うん!」


ニコッと可愛く笑う理央奈。


「優実…」


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