怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$

初仕事




とりあえず警察に紛れてみっか。


俺はデパートの柵か身を乗り出し、そのまま真っ逆さまに落ちていった


その間に黒いマントで自分の体を包む




トンっ



ほとんど音を立てずに地面に降り立った頃には、俺は警察の制服を着ていた



「へー、結構便利じゃん」






そして何食わぬ顔で俺は、美術館に入り込む






「B班、最終確認を行え。
E班とF班は、犯人がきたらすぐに取り押さえるように。どうぞ」



『ジッ、B班了解。どうぞ』


『ジジッ、E班了解。どうぞー』


『F班了解、ジジッ、どうぞ。』




事件の指揮をとっていると思われる、怖そうなおじさんが、トランシーバーを使って最終確認をとっていた



「佐原警部。こちら準備できました。」



ん……佐原警部?



「お父さんっ、こっちも準備オッケーだよっ。」


「葉月、今回はどんな凶悪犯かわからないんだよ?」



げっ!!まさか葉月のとーちゃんって警部なのかよ!!


もし俺の事件の担当するとしたら……


佐原警部が現場にくる→葉月もついてくる→なんかの拍子に俺の顔がバレる→逮捕





ヤベーーー!!
危険すぎる!!

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