。●

翌朝の私は、いつもとは違った。



「ねえミッチぃ~」


「うわ。何そのねっとりした声。納豆みたい」


「納豆って~、違うよ~、納豆じゃないけど~」



ふにゃふにゃした態度と口調に、ミッチはあからさまに眉をひそめた。



「触ったら、ヌバ~って糸引きそうなんだけど……」


「引くわけないじゃん~、ていうかさ~」



ずるずると自分の席に突っ伏した私は、友達のミッチにたずねた。



「男って~、好きじゃない子に~、キスしたりするもの~?」


「キス?えー!?マドカってばキスされたわけ?」



大声でそんなことをいうものだから、私は大至急ミッチの口をふさいだ。



「ち、違う違う違うっ!」

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