校舎と夕日の間から
ソース


「あ!!先生、ソース!!」



直が指差した俺の左腕の裾…


やっべぇ!!



左の腕の所に…!!



ソースの小さなしみ…!!



「うわぁ!ショック!俺の大事なジャージがぁ!!」



直が濡れた指で、そのしみをトントンと押さえてくれた。



薄くなった茶色いしみを見て、俺と直は微笑み合う。








< 25 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop