先生は旦那様(仮)2

『ああ。婚約指輪買いに行ったんだけどサイズわかんなくて。それに俺あいつのことなんにも知らねぇ。』


『亜依菜ちゃんは9号よ。あたしが指輪をしてたらすごく綺麗だねっていうから貸して指にはめさしたの。そしたらぴったりだったから。』


『ちーちゃんありがとう。』


これで指のサイズはわかった。


『昔ね、星が見える海で彼氏にこんな指輪もらえたら最高なのにって。』


星が見える海って…。


海ならどこでも星が見えそうだが…。


女の子はみんなロマンチックなスチュエーションに憧れるんだな。

< 23 / 234 >

この作品をシェア

pagetop