玄関を勢いよく開け、靴を脱ぎ捨てるように脱ぎそのまま足早にリビングに向かうと…





「奥様お帰りなさいませ」





串田さんが立っていた。





「ただいまです。あの拓斗さんの具合は!?」

「今は寝室で休まれています」

「そうですか」





拓斗さんを見て安心したいのが本音。


ただ拓斗さんの部屋にはきっと入ってはいけないから、鍵がかかっている事を知ったあの日から私はそう思っている。





「容態はどうなんですか?」

「ご心配なく社長はただの過労です。社長はいつもお忙しいですから年に過労で倒れてしまう事が数回程」





年に数回も過労で倒れてしまうんだ…


拓斗さんがいつも忙しいのは生活してみてよく分かっている。



この作品のキーワード
結婚  社長  夫婦  旦那    初恋  年の差  無愛想 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。