男子校の姫は極道少女

海斗サイド

陸「あの女、なんか見たことある顔なんだよな…」

ずっと陸はそんな事をぶつぶつ言っている。

海「陸がそんなに気にするの珍しいな」

陸「別に、ただどこで見たのか思い出せなくて」

陸が感じてる事は俺も感じてた。あの女、今まで会ってきた女共と違い凄く綺麗だった。
あんなの一度見たら忘れないのになぜか思い出せない
もしかして、誰かに似ている?でも誰に?

陸「あー!!気になる!よし、本人に聞くか!」

唐突だなオイ。つか、マジで珍しい。陸が自分から初対面の奴に近付こうなんて
けど、女なんてどいつもこいつも同じなんだよ…
信用した分だけ裏切られる俺は…もう信じれねぇよ
< 8 / 194 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop