難波に車を運転させて向かった先は、とある市民病院だった。

「…難波」

布施は何かを考えながら声をかける。

「どうしたんですか?」

難波がウィンカーを出して交差点を左折しながら聞く。

「お前、どう思う?」

難波は小さく肩をすくめる。

「正直なところ、妙に関係し過ぎだとは思うんです」

まっすぐに前を見つめながら続ける。

「特に今回は、あの学校の爆発事故で生き残ったうちの1人ですよ?何か関連があるとみた方がよっぽどしっくりきます」

難波の言葉に、布施はあぁ、と呟いた。

「ただ、どんな関連があるのかはさっぱりわかんないんですけどね」

ため息混じりに、小さく呟く。


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運試し  友達  裏切り  ラッキー 

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