そんなある日――



学生時代からの友人である千尋から連絡があった。 


千尋とは、ゼミもサークルも一緒で、気心の知れた友人だ。



もちろん、隼人と付き合っていたことも知っている。


しばらく、忙しさを理由に、メールぐらいのやり取りしかしていなかった。



久しぶりの連絡に、正直、何事か?と思った。



用件は――



ゼミでお世話になった林先生が、近々、東アジア情勢に関するフォーラムを開催するから一緒に行かないか、という誘いだった。



なぜか、ホッと胸を撫で下ろした。 



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