この頃からだろうか……マイナートラブルが出始めたのは…。

11月20日を過ぎた頃から、微量だが下から出血が見られるようになった。
E産婦人科に電話で聞いてみると、受診するように言われ、25日に病院へ。

待ち時間に調子が悪くなったので、ベッドで点滴を打ってもらった。
その間私は、夜勤の周期だった為、E産婦人科の駐車場で、仮眠をとっていた。

妻の点滴が2袋目に代わった頃、隣で同じように点滴を打っていた妊婦さんの点滴が終え、帰り際にカーテン越しに
『お互い大変だけど、頑張りましょうね。』
と、声を掛けていただいた。

挨拶をしていた訳でもなく、顔すらもわからないにも関わらず、声を掛けてくれ、励ましてくれた事に、妻は涙が出そうなぐらい、嬉しかったと言っていた。

私が車の中でウトウトしていると、妻から電話があり…
『腕が…腕が……パンパン!』
と、何やらあった様子。
すぐに病院に入り、妻の元へ駆け付けると……
『腕が…腕が……パンパン!』
だった。

点滴中に寝てしまい、点滴の針がズレてしまったようだった。
助産師さんも慌てて、とりあえず湿布を貼って、包帯でグルグル巻にされた。

そしてそのまま診察へ。

内診では出血は見られなかったが、切迫流産の可能性もあるので、安静にするように言われた。
 
まめちゃんは相変わらずマイペースに元気だった。
この時、9周と1日。

その日の夜。
相変わらず悪阻で気分の優れない妻だったが、包帯でグルグル巻の腕を見て…
『何で私って、こうトラブル体質なんやか…』
と嘆くと同時に
『なんかこの苦しみと珍事件をタダで終わらすのは腹が立つ!…いや、勿体無い!
いつか面白可笑しくパニ持ち妊婦のエッセイマンガを描いてやる!』
と、何やら只ならぬ決意に燃えていた。

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