苦く甘い恋をする。
……って、もしかして、私……。


あの時の長谷川くんの言葉を気にしてるの?


トラウマになるくらいに……とか?


冗談っ!!


自分の考えをフンッと鼻で笑い飛ばし、私は手を振って長谷川くんの残像を追い払った。


そして、そんな私の反応を伺うAlexに、出来るだけ可愛らしく、そして甘えた声で囁きかけた。


「I love you just the way you are,alex.」
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