初恋

バスケット

*凛side*
私は今、充と一緒にここから近いバスケットコートに来ている
今日、充は高校の仲間とバスケをするみたいなんだけど
まだ、誰も来ていない
だから、少し充にバスケを教えてもらおうと思っている
「充、少しバスケ教えてくれないかな?」
「バスケ?凛、大丈夫なのか?」
やっぱ、体のこと心配するよね
でも、私の体はそんなに弱くない
ただ、激しく運動すると苦しくなるだけなんだ
「大丈夫だよ、私の体は。だって、少しだけだから、ねっ?」
充は一瞬悩んだみたいだけど、すぐに了承してくれた
< 11 / 20 >

この作品をシェア

pagetop