背後の彼
占いの店の前に着いてドアをくぐると、そこは

すぐ右手に受付と思しきカウンター

部屋の中央に
テーブルとソファが置かれた
待合室のような所であった。


カウンターには
女性が1人、パソコンに向かって何やら作業しており

私達に気付くと
立ち上がって出迎えてくれた。


同僚がその女性に
自分が占いの予約をしていた者である事を告げると

女性はすぐ、占い師の方を呼び出した。
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