会社に戻るなり、男性の部下が私と神城の元へ近寄ってきた。






「課長、神城君~」

「どうしたの?」

「今日の夜、お時間ありますか?お二人とも」





部下の会話に思わず顔を見合わせる私と神城。






「ほら、佐藤さん今日で仕事終わりなんで、居酒屋でお疲れ様パーティーしようと思って!」







そう話す部下の顔はとても楽しそう。



無理もないだろう。



その部下は酒の席が大好きで、何かしらの理由をつけては飲み会を設けるほど酒と騒ぐ事が好きなのだ。






「そういえば佐藤さん、今日までだったわね……。」

「課長!それに神城君の歓迎会もまだじゃないですかっ!」





腕を組んで顎に手をやり悩む私に、


部下は更に追い討ちをかけてきた。






「神城君も歓迎会したいもんな!な!?」

「――えっ!?あ、はぁ……」




部下の強引な言葉と態度に唖然としたまま、言葉を無くす神城。





「……わかったわ。佐藤さんの寿退社と彼の歓迎会を一緒にお祝いしましょ」







一息ついた私がそう言うと、


部下は満面の笑みでじゃいつもの場所でといい残し去って行った。

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