エロスからタナトスへ
けっこう、広い会場だった。

女の子は、みんなこぎれいなワンピースかスーツ。

男の方も、それなりにカタイかっこうをしていた。

思ったより、ちゃんとしてるじゃない。

麻衣子とアキは、彼氏のことも忘れてはしゃいでいる。

私たち3人は、自分で言うのもなんだけど、

サクラだけあって、女子のなかでもレベルは高いほうだった。

ふーん。

こういうところで、新種の男をみつけるのもいいかもね。

なんたって、いつも付き合ってる男より、だんぜん若いし。
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