エロスからタナトスへ
9 一変
翌朝、美保は仕事があるからと言って、
早く家を出た。
「休みとらなかったの?」
「うん。遅番だから間にあうと思って。」
「そう。じゃ、気をつけてね。」
「ありがとう。詩雨子。また、帰っておいでよ。」
「うん。また。」
彼女を見送った。
私は、休みだった。
どうしようかな。
というより、心に入ってきた
新しい男。
そんない言い方は似合わない。
ジョンフンのことを考えていた。
早く家を出た。
「休みとらなかったの?」
「うん。遅番だから間にあうと思って。」
「そう。じゃ、気をつけてね。」
「ありがとう。詩雨子。また、帰っておいでよ。」
「うん。また。」
彼女を見送った。
私は、休みだった。
どうしようかな。
というより、心に入ってきた
新しい男。
そんない言い方は似合わない。
ジョンフンのことを考えていた。