エロスからタナトスへ
12 彼氏?
帰ってからも、ますます

ジョンフンへの思いは強くなっていた。

韓国語で、ファンレターを書いた。

といっても、ネットの翻訳をたよりに、

日本語を韓国語に、

そして、また、日本語に。

それを繰り返して、おかしくないか

何度もチェックした。

ジョンフン、読んでくれるかなあ。

今度は、こんなこと話しかけてみたい。

ハグしてもらいたい。

頭のなかでは、もう彼氏同然だった。
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