俺はクルーザーを返却して、コテージに戻った。

しかし、どこを探しても杏花の姿がない。

杏花……どこだ!?

俺は慌ててホテルのフロントに向かった。

フロントスタッフは、

5分ほど前に杏花がバスケットを返しに来た…と言う。

まだそんなに遠くに行ってないな。

俺は走ってあちこち探し廻った。

杏花……どこだ……?


すると、女の声がした―――。

微かに俺の耳に届いた声は何かを訴えているようで…。

甲高い声が異様な雰囲気を知らせているようで。


そこはコテージの裏手にある従業員用の居住区。

人気は無く、辺りは閑散としている。

俺は不安に駆られた。


もしかして……杏花か!?

まさか……そんなハズは…。


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