ハネムーンから戻り、いつもの仕事に戻っていた。

はぁ……早く帰りてぇ……。

愛おしい妻・杏花のいる我が家へ。


今まで仕事を早く終わらせたいなんて事、1度も思った事ないのに。

杏花と結婚してから、俺の生活全てが変わった。


今朝だって―――――


ピピピピッ、ピピピピッ。

―――ガサガサッ。


「杏花ぁ~、もうちょっと寝てろよぅ」

「ダ~メ。要はもうちょっと寝てていいからね?」


俺はベッドの中で杏花の温もりを惜しみながら

先程まで杏花がいた場所に手を伸ばす。

まだ……温かい。


―――ガチャッ、バタンッ――――


杏花はカーディガンを羽織って、寝室を後にした。


♪ ♫ ♪ ♬ ♩ ♫ ♪ ♬ ♩

微かに聞こえる杏花の鼻唄。

俺はまだ寝足りないようで…

再び、夢の中へ引き摺り込まれた。


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