先生+生徒-学校【67頁】+【160頁】
【生徒-学校+先生】

「はぁ~、リョースケ先生
かぁっこいぃなあ~~」


隣で窓辺に頬づえをついて、
ユリがため息をつく。


窓から見下ろすと、

ちょうど家の玄関先から
出て行こうとするセンセイの
姿が見えた。


「あんなの、若いってだけで
ちやほやされてるだけだっつの。」


うっとりとセンセイをみつめる
ユリの横顔がにくらしい程可愛く見えて、

苦々しく吐き捨てた。


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