小波は、住居棟の1階の応接室で百合葉と会っていた。

 百合葉の申し出の返事をする為に。


 「考えてくれた」


 百合葉が口を開いた。

 「ええ」

 小波が同意をした。


 「いい返事が聞けそう?」
 「ええ。私、千葉様の申し出を受ける事にしました」


 「そう、それは良かったわ。じゃ、これからは、2階の客室で生活してもらう事になるけど。大丈夫?」

 「構いません」


 小波がはっきりと答えた。


 「いつから移って来れそう?」

 百合葉はこの事実を早く道心に知らせたいと思っていた。


 「すぐに準備をします」


 「出来るだけ、早くしてね」
 「わかりました」


 百合葉の着物姿をうっとりと眺めながら、小波が返事をした。






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