「私は、昨日の昼にイチゴのセールスマンに会ったんだ」

床に円になるように座る。
そして、紘子がおずおずと話し出した。

別に聞き耳を立てられている訳ではないが、自然と声が小さくなる。

「インターホンに出たら、イチゴのセールスマンだった。お父さんもいなかったし、私が対応した」

「危ないじゃん!」

恵一が声を上げる。
そんな彼を、紘哉が一睨みする。

恵一は申し訳なさそうに笑い、紘子に話を続けるよう促した。

「それで家に茶色い袋があるから、昨日の夜11時に持ってきて欲しいって言われた」

「それで、袋は見付かったのか?」

この作品のキーワード
探偵  推理  殺人  密売  ミステリー  ギャグ 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。