翌日。
大変な一夜を過ごしてしまった。

ややこしい状況と寝不足のせいで、紘哉の目はいつも以上に鋭さを増している。

同じく、恵一もげんなりとした顔をしている。
報告書を書いた上、上司に詰問されたらしい。

いつまでもぼーっとしているわけにいかないので、服に着替えて外へ出る。
向かう先は、事件現場だ。

「何でこんなことになっちゃったんだろうなあ……」

「……さあな」

「やっぱりさ、紘哉の背中辺りに死神がくっ憑いてるんだよ」

「何でそうなるんだよ」

「真っ黒いスーツ着てるからいけないんだ!」

「……うるさい。黙れ」

この作品のキーワード
探偵  推理  殺人  密売  ミステリー  ギャグ 

感想ノートに書き込むためには会員登録及びログインが必要です。