大切な人に想いを伝える魔法の言葉



彼女は家族や友達にプレゼントをするのが大好きで、

お店を何軒も探す場合もあれば、

自分で手作りのものをプレゼントする場合もよくあります。


手作りの場合はとくに、

相手に喜んでほしいという想いが強くなり

一生懸命、最高のものを作ろうとがんばります。


それだけ想いを込めてつくる分だけ、

やっぱり贈られた側は喜んでくれて、

彼女の影の努力は報われるという循環です。


本人も作りたくて作っているし、

贈られた側もものすごく喜んでくれる分、

彼女はもっともっとがんばらなきゃ、と

自分へのハードルがどんどん高くなっていくのです。


そんなときに完璧主義の彼女に対して

「もうがんばらないで」と伝えたとしたら

せっかくのがんばってきたことを

否定してしまうことにつながりかねません。


「もっとがんばって」と伝えたとしたら

「がんばりが足りない」と解釈されてしまって

今まで以上に無理をさせてしまうかもしれません。


がんばってほしい、

でも無理はしてほしくない。

その想いで選んだのが

「がんばりすぎないで」と伝えて見守ることと

一人で背負い込まないで二人で一緒に取り組むこと。


そうすることで言葉と行動で

彼女を応援することに繋がったのではないかと思います。



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