その日は待ちに待った休日。

「きたよ!

きたよ!

きたよ!」

そして、待ちに待ったセレブの婚活パーティーである。

昨日仕事帰りに銀座で買ってきたワンピースとボレロを身につけ、たった今無事に会場に到着したばかりだ。

これでもセレブらしい格好をしている…方だと思いたい。

さあ、いざ出陣!

カツカツとパンプスを言わせて、私は会場に乗り込んだ。

「――うわーっ……」

会場を見て、一言。

本当にセレブらしいと思った。

テーブルに並んでるお酒も料理もホントに豪華。

集まっている人たちは、当たり前だけどすごい人ばかりだ。

どうしよう、なんか参ったかも。

って、参らない参らない!

自分に気合いを入れ、いざ踏み込もうとしたら、
「あの」

誰かに声をかけられた。

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